『唾液とセロトニンで究極のアンチエイジングの話①』

アンチエイジング(抗老化医学):人間の本来の姿、本来の寿命、至適な状態に心身ともに持ってゆく事を目的とする医学

若返りのために何をしたらいいか?食事内容、運動、サプリメント、ヨガ、太極拳などといったことが挙げられるが、私は最も重要な事は『しっかりと噛む事』と考える。『しっかりと噛めない』と根本的にアンチエイジングにはならないと思う。その訳は…

しっ かりと噛むことにより多くの唾液が分泌される。健康な方は、1日でおよそ1~1.5ℓの唾液が分泌する。唾液は唾液腺という場所で作られ、作られた唾液に は2種類ある。唾液腺から口腔内へ分泌されるのが、私達がよく耳にする一般的に言う唾液。これには『ペルオキシダーゼ』や『カタラーゼ』という酵素が含ま れ、発癌作用のある物質の毒性などを分解してくれている。同志社大学の西岡一教授は、発癌物質が口の中に入るとどうなるかを 調べる為に、様々な発癌物質に唾液を混ぜる実験を行ったところ、その毒性は人の唾液に三十秒間つけるだけでほとんど消失してしまうことが分かった。さら に、すっぱい食物に刺激されて出る唾液は、分泌量、そして含まれる ペルオキシダーゼ、カタラーゼの量共に自然に出る唾液の数倍に達した。食品の中では梅干しが最も優れ、多量に唾液を分泌させるとの事。ただ増齢に伴い、唾 液腺細胞の委縮により分泌量が減少する傾向にあるので、尚更しっかりと噛めないといけない。しっかりと噛めるという事は、癌予防にも期待が出来る。

ま た、口腔内に分泌せず、毛細血管から全身に回る唾液もある。これは唾液ホルモンと呼ばれ、多くの成分が含まる。その代表的なものに、上皮成長因子がある。 上皮成長因子とは、新陳代謝にとって大切な役割をする。細胞の代謝が活発になると、肌が美しくなると同時に、体内の粘膜や血管が丈夫になる。よってしっか り噛む事により(しっかり噛める事により)、体の内側からも外側からも若々しくなるのです

また老化防止ホルモン『パロチン』も唾液に含まれる成長ホルモンの一種で、パロチンがたくさん出ると、筋肉・内臓・骨・歯などの生育・発育が盛んになり、若さを保ちます。

みなさんはしっかりと噛めていますでしょうか?しっかり噛めて人生に活力を!

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次回は幸せホルモン『セロトニン』の話